数年前にアルツハイマー型認知症と診断された父は、
最期まで自宅で暮らしたいと言っていたのですが、
身体的に弱ってきたことで自宅での生活が限界を超え、
1年あまり前に老人ホームで暮らし始めました。
今はいい施設に出会え、温かくお世話してもらってはいますが、
私たち姉妹は、お正月には自宅で家族で過ごす時間を、と考え、
元旦の朝、父を私が運転する車に乗せて、約1時間おしゃべりしながら帰宅しました。

そのとき、父から聞いた話。

苦しくて苦しくて2度死にそうになった。
もうだめかと思った。
三途の川まで行ったんだが「がんばれよ~!」と言われて戻ってきたんだ。
苦しかったのはきっと本当なんでしょう。
三途の川は、本当かもしれないし、夢かもしれないけれど、
それにしても、誰が「がんばれよ~!」と言ったんだろう?