昨年10月、長年通っていたお医者さんが12月で閉めると聞きました。
定期的に通っていたので、次をどう
これまでの先生は女医で看板は婦人科と内科。
私は婦人科でかかったのが最初で、その後、風邪を引いたり、なんとなく調子が悪い時など内科も診てもらうようになりました。
先生が、私よりちょうどひと回り年上の女性だったことが、実はとてもよかったのです
歳をとるとどこがどんなふうに変わっていくか、これまで10年
特に更年期でどんな感じか、老化でどういう変化が出てくるのか、先生がよく教えてくれま
偶々かもしれませんが、私の体調はまさに先生が経験している感じを追いかけているようだったのです。
実はその先生に診てもらうようになるまで、私は結構点々としました。
40代の頃までは、風邪を引いたら職場の近く。どこと決めることもなく、インフルエンザかどうか診てくれて薬だけもらえればいい。
健康診断で引っかかったり、よほど気になることがあったりしたら大学病院に行けばいい。
と言うくらいしか考えていませんでした。
でも、自分の体調を理解してくれる医師だと、どちらかというと便秘しやすいとか、風邪でもせき喘息になりやすいとか、いろいろ気にしてくれるし、こちらもいちいち説明しなくていい、と言うよさを実感していました。
きちんと調べた方がいいかどうか診てもらう、調べた方がいいときは紹介してもらう、そういうかかりつけ医は大事なのです。
私にとっては、そういうお医者さんとの相性というのがとても大切で、その女医先生とようやく馴染んだところだったのです。
でもその先生が辞めることになるので、なんとか次を見つけねば。
婦人科と内科が診られる先生…ネットで調べたり、薬局に評判を聞いてみたりしました。
今後のことを考えると、できるだけ家の近所であること、私よりも若い先生、できれば10歳くらい若い先生であることも重要です。
でも若すぎると、きっと理解してもらえない気がする…。
いろいろ探したけどいい先生が見つからなかったので、その女医先生が閉める直前に婦人科を紹介してくれないかと相談したところ、男の先生でした。
婦人科は女じゃないと、と思っていたのですが、そもそも女性がずっと医師で有り続けること自体が少ないのでした。
働き続ける女性自体が、男性よりもずっとzっと少ないのです。
最後の診察になった日、聞いてみました。
先生、何で辞めるの?と。
そうしたら「歳だから」と言って笑っていたけれど、そこにはもう少し深い背景がありました。
元々先生は内科も診るとは言え、産科と婦人科が専門
時代とともに産科の患
正直なところ言えば、看護師さんや受付などたくさんの職員がいるなか妊婦さんが減って商売にならなくなったと苦笑いしていました。
先生は、「本当にみんな仕事ばかりで子供を生まなくなった」と嘆いていました。
先生によると、一人っ子ばかりのなかで、3人子どもがいるママは、一人っ子の父兄にい
そのいじめの原因は妬み。子供が多いと裕福と見られる
まあ、それは先生の個人的分析かもしれないけど、本当だとしたら驚きです。
そんなわけで、これから私の「かかりつけ医」探しが始まります。
いい先生と出会えるといいのですが…。