ここのところ、老親関係に時間を取られることが多く、
気づくとそんなことばかりこのコラムで書いているので、今日は閑話休題。
タイトルにあるようにお節介についての話題です。
カンカン照りで暑かった日曜日の昼間、オンナ友達とのカフェタイム。
休みの日においしい珈琲とおいしいスイーツをいただきながら、
オンナ友達と他愛ないおしゃべりをする時間は、私にとっては大事な息抜きの時間です。
そんなおしゃべりの真っ最中。
私たちの席の向こう側の空席に日傘が置きっぱなしになっているのが見えました。
ん?
忘れ物?
レジの方を見ると、ちょうど会計が終わってお店を出て行こうとする女性が・・・。
その女性の手元を見ると、日傘を持っていいない!
あ、あの人、日傘を忘れてる!
そう思って、私は大きな声でホールスタッフを呼びました。
あの人、忘れてます!
あの、日傘!
早く追いかけないと!
持って行ってあげてください!
お店のスタッフも複数人が右往左往して、でもその直後、
あのお席のお客様はただいま化粧室です・・・
ん?何だって?
空席だったのは化粧室に行って離席していただけだったのです。
やってしまいました、お節介おばちゃん。
こういうの、本当に恥ずかしい。
穴があったら入りたい。
気を利かせたつもりがとんでもない勘違いで、しかも大騒ぎして、
カフェのスタッフの人だけでなくお客さんの視線までを一身に浴びて。
子どもの頃から、、通信簿に「お節介」と書かれるほど、私はたぶん、とてもお節介。
ついこの前も、目の間を歩いていた人が倒れ込むのを見かけ、
思わず駆け寄り、本人から事情を聞いて、救急車を呼んだり。
とまあ、人のことが気になって仕方がない性分、みたいなところが私にはあります。
カフェのスタッフさんからは
お気遣いをありがとうございます。
先日は、大きなお荷物をお忘れのお客様もいらっしゃいました。
とは言われたものの、トホホ・・・
つれのオンナ友達が大爆笑しているとき、空席に全然違う女性が戻ってきました。
ごめんね、危うく貴女の日傘を私が持って走り出すところでした。
泥棒にならなくてヨカッタ・・・
あぁ、恥ずかしい。情けない。自己嫌悪の休日でした。
それでも、勘違いや間違いの恥ずかしさに屈することなく、
たぶん私はお節介をやめないと思います。
そうしなきゃけないとも、ちょっとだけ思います。
昔は通信簿の汚点になったお節介だったかもしれないけれど、今の現代、お節介はきっと必要なことだから。