父の老いとともに介護始まり日記を書き始めていたら、
とても追いつかないくらい衰えが進行し、そこに母までが心もとなくなってきました。
毎日何かが起こる、毎日連絡が入る。
なので、いつも落ち着かない。いつも心の中に親がいる。
とても仕事をゆっくりしてなどいられない日々が続いていました…
それはまるでジェットコースターにでも乗っているような気持ちです。
何か問題が起きて、さあ大変!となって、ケアマネや我が家に出入りする業者さんに電話をします。
それからあちこちとの調整が始まり、連絡待ちをして。
その間に老親からもたびたび電話が入るので、まず話を聞いて、それから対応している旨を説明します。
耳が遠いので、ゆっくり話をしなくてはいけません。
私の気持ちは急いているけど、それを出さないようにゆっくりゆっくり穏やかに・・・
そうこうしているうちに段取りが整い、ほっと一息。
ヤレヤレとなって、私の場合は一緒に心配していた妹たちに連絡を入れます。
けれどもそれもつかの間。すぐに次の問題が起きるのです。
私の気持ちは上がったり下がったり。
だけどそんなことは出さずに冷静にク―ルに対応する一連の流れには、辛抱強さが要求されるのです。
こんな繰り返しをしているうちに、ふと、私、こんなに辛抱強かったっけ?と思います。
老親と付き合う中で、私も結構鍛えられているのかもしれません。
と、思っていたのは、3か月前のこと。
その後、ステージがどんどん変わっていったのですが、振り返ると当時はそんな思いだったような気がします。