日経オンラインなど、人気記事をたくさん書いている経済コラムニストの大江英樹さん。
ご自身の経験をもとに書いた「定年楽園」のなど、定年後の生き方についての著書も多く、とても読みやすく説得力があります。

その大江英樹さんが、定年後に異性の友達を持つことを勧めるコラムを書いていました。

なぜ定年後こそ異性の友達を持つべきなのか
~「会社人脈オジサン」には「孤独」が待っている~ by東洋経済オンライン

なぜ定年後こそ異性の友達を持つべきなのか 「会社人脈オジサン」には「孤独」が待っている | 家計・貯金 | 東洋経済オンライン

男性サラリーマンが定年退職して、「会社人」から「社会人」になると、それまでとは「人と付き合うパターン」が変わってきます。何しろ会社の中で大半の時間を過ごし、仕…

会社でのおつきあい中心だった男性は、女性の友達を持ちましょう、会社人脈が中心でタテ社会に慣れていた男性は、どうしてもヨコつながりが苦手。女性とつきあうことでだんだんそれに慣れていくから。
~簡単に言うと、そういう内容です。

「男脳」と「女脳」の違いというのを聞いたことがあります。
何を話すでもなく延々とおしゃべりし続けている女性と、そもそも用件は何かが気になる男性は脳の構造が違う、というのです。
論理の男性と感性の女性、などと言うこともあります。
例えば、男性は「要は何が言いたいの?」とつい気になってしまいがちで、延々と続く話だとそのうち話を聞いてても上の空になって聞かなくなってしまうようになるなど。
たしかに、夫婦の会話などでありがちなことではないでしょうか。

これが脳の構造として違うのだから、それをお互いに理解し合えるとコミュニケーション能力が高まり、円滑なコミュニケーションにつなげられる。
それが同性とばかり付き合っているとなかなか理解できないから、異性と付き合うことでコミュニケーション能力が鍛えられる。
特に男性の場合は、タテコミュニケーションではなく、ヨココミュニケーションの能力が磨かれますよ、というのです。

後ろめたく思うことなく、女友達を作りましょう、大事にしましょう、と。
異性の友達を、ということについては私も大賛成です。

一方でそういうことに嫌悪感を示したり、いくつになっても嫉妬を感じて束縛したりする人も少なくありません。
それを愛情の証と思う人もいるかもしれないけれど、そのせいで世界が狭くなってしまったり、コミュニケーション下手になってしまうのは残念なこと。

パートナーのためにも、できるだけおおらかに生きていきたいものです。

 

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