お笑いのいとうあさこさんが、テレビの番組の中で、終活を始めたと話したそうです。

50歳という年齢を目前にして
「正直、本当いつ死ぬかわからない」と感じるようになってきたと語るいとう。
最近では自身の中で「婚活っていうよりは終活」という考え方が大きくなり、
手始めに遺影を撮影したことを告白。
遺影用の写真には「おちゃらけしてるのが一番泣けるだろうと思って」と考えたため、
一升瓶を持って笑顔で映ったことなどを明かした

RBB TODAYより
https://www.rbbtoday.com/article/2017/07/09/152989.html

いとうあさこさんは、今、46歳。
一般的なイメージとしては、「なんで終活?」というところかもしれません。

けれども、本当に人の命はわからない。
病気で宣告されることもあるかもしれないけれど、事故や災害など、実際には何があるかわからないんです。
そういうことを、私たちは2011年3月11日に教えてもらったはずです。
だけど、いつのまにかそういう意識が遠い彼方に飛んで行ってしまうのは幸せな反面、残念なことでもあります。
なぜなら、そういうことを意識しているかどうかで、「今」を捉える力は変わるはずだと思うからです。

40代からの「終活」は、今まで以上に「今」を大事にできるようになるし、
これからの自分について、きちんと考えられるようになるはずです。

だって「終活」とは、ゴールを見て進むということですもの。
過去があって、今があって、未来があって・・・
それを自覚し、再確認することが「終活」です。

今、死んでもいいように。
100まで生きてもいいように

~これは、永六輔さんが言ったこと

 

とは言うものの、いとうあさこさん、「終活よりは婚活」なんて言わないで、
「終活」も「婚活」も一緒にすればいいと、私は思います。

いとうあさこさんは、自らのプライベートを吐露しながら自分のキャラを築き上げてきたお笑い芸人だからそんなことを言っているけれど、
「終活」することで、
きっと自分にとって幸せな結婚はどんな結婚なのかが、見えてくるかもしれないし、
自分と向き合う終活のおかげで魅力が増して、婚活に励まずとも結婚しちゃうかもしれません。

なぜなら、私が知っている終活に取り組む人たちは、皆とっても魅力的。
自らの終活を考えるようになって、以前よりも魅力が増している人が多いんですから。

 

 

 

 

40歳を超えると、急に親が弱ったり、重篤な病気が身近になったり・・・
ポツポツと「死」を考える機会が出てきます。
そんな時が新終活のタイミング。
死を考える「終活」から、素敵に生きることを考える「新終活」の提案です。

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