いろいろな場所で終活関連のお話をする機会があります。
今日は終活カフェ梅丘(※下記参照)の日。
テーマは海洋散骨。
終活全般、健康のこと、お片づけ、葬儀、相続、お墓等々、毎回テーマを設定して開催し、その場で学んだり、情報を共有したり、質問を聞いたりしています。
9月からは3回連続で私が担当し、「お墓=お骨の行き先」について取り上げてきて、今月はその最終回です。
時代の変化と共に、お墓の形、お骨の行き先はとてもバリエーションが広がりました。海洋散骨は、お骨の行き先の一つです。
終了後、参加者からは「聞いたことはあるけど、具体的なことは知らなかったので参考になった」という声が多数聞かれました。
会場で出た質問や感想の声は、終活のお話をする私にとってはどれも大変興味深いものでした。
- お骨を粉にするとは知らなかった。
- 散骨は違法ではないことはわかったが、粉にすれば、条例が特にない場所ならどこでもいいの?
- 海ではなく川に散骨してもいいの?
- 遺棄罪に問われるものと散骨との境界はどこにあるの?
- 私自身は、「広い範囲に撒く」というのはイヤだ。違和感があり馴染まない。
- もし子供たちに散骨されたら、自分は大事にされていなかったのか、と思ってしまう。
- 子どもは結婚して遠方に住んでいて、お墓の管理は大変だろう。
- 子供に迷惑をかけたくないので、夫婦で散骨にしたいと考えている。
- 夫婦一人ずつしなくてはいけないのかなあと思っていたが、夫婦で先に逝った方のお骨は家に保管しておき、夫婦そろって散骨してもらおうと思った。
- 一人分は家にお骨を興味があった。
- 子どもがいないので、墓じまいを検討中。海洋散骨は選択肢の一つとして考えたい。
- 体験乗船というものをしてみたい。が、まだもう少し先でもいいのかなと思う。
などなど。
今日のところは備忘録として。
いずれ感想を受けての私の意見や回答も書いていこう。
※終活カフェ梅丘
毎月第2火曜日の10時~、地域で「終活」を学ぶ集い。
独居や夫婦のみ世帯が多い高齢者のための交流の機会創出と、終活情報の共有を目的に、社会福祉協議会の支援のもとで行っています。
2018年から社会福祉協議会、地域住民と共に準備を進め、2020年秋にスタートしました(本来は2020年春スタートの予定が、コロナの影響でやや遅れてのスタート)。
https://chiku.setagayashakyo.or.jp/member/detail/1198