アラフィフ・クライシスって知ってますか?!

50歳前後の仕事をしている女性の危機を指す言葉のようですが、面白い記事をみつけました。
読んでみると「定年女子」にはかなり気になること。
私はアラフィフと言うよりはアラカンの方が近いけれど、ちょっと前を思い起こすとまさにドンピシャです。

50歳前後の仕事もつ女性の危機、アラフィフ・クライシスとは | 50代からのアラフィフ人生の楽しみ方

アラフィフ・クライシスとはアラフィフ・クライシスという言葉を耳にされたことはありますか?アラフィフ・クライシスとは、50歳前後の危機という意味だそうですが、50歳…

この記事を参考に、私自身のことを思い浮かべながら、どんなクライシスがあるか考えてみました。

まず仕事をしていく上での立場のクライシス

会社員だったら、上のポストに上り、責任も重くなり…
そんなに出世していない人であれば、逆に年配女性扱いされたり、疎ましがられたり…
いずれにしろ、心が揺れるのはたしかです。
私自身を思い起こすと、
仕事は充実しているんだけど、でも…
40代の後半に入ってずっとそんな思いを抱えていたように思います。

次に家族関係のクライシス

結婚している人なら、夫も自分も忙しくて夫婦は事務連絡に終始する…
子どもが大きくなって、親子関係がかわっていく…
既婚独身問わず、親が年をとっていくことの様々な問題。
例えば親から何かと頼られるようになる、親が体調を崩す、弱っていく…
独身だったら、身寄りがなくなっていく現実を感じる…
私の場合は、親の問題が一番大きかったです。
でもそれはアラフィフというよりも50代になってからの問題でした。
高齢者の状況は個人差が大きいので一概に語れませんが、
親が一人状況が悪くなると、いろいろな影響を及ぼしていくことを感じます。

最後にカラダのクライシス。

自分自身のカラダの問題です。
血圧が高くなるなどの生活習慣病を気にするなど、健康に不安を感じるようになる…
睡眠不足が辛かったり、頑張りがきかなかったりで体力の衰えを実感する…
体型が変わり、シワ、シミが増えて明らかに「老けた」と自覚する…
私の場合、目が見えなくなってきたことはそれ自体もしんどかったけれど、それ以上に心が凹みました。
さらに無視できないのがホルモンバランス。
更年期障害と言われますが、これは症状の種類も出方も個人差が大きいのが曲者です。
頭が痛い、肩こり、だるい、のぼせる、汗をかく、元気が出ない、心が暗くなる(鬱のような症状)、イライラ、温度調節ができない、太る、痩せる、食欲がない、身体がかゆくなる、等々。
人によってはこんなにいろんな症状が出ることがあるのに、一方でほとんど変化を感じない人が半分近くもいるようなので、自分で自分を持て余してしまうことも。
私はこのホルモンバランスの影響にはだいぶ苦しみました。
特に気持ちの面で辛かったです。
親も姉妹もまったくそういう症状を感じたことがなかったこともあり、ホルモンバランスのせいだとはなかなか思えなかったし、なぜ私だけ?と。
たしかに大きなクライシスです。

この三つのクライシスをどう乗り越えるのか。

私も未だに解を得られたとは言い難いのですが、一つ言えることは
そういう危機があるのだ、来るかもしれないのだ、と知っているかどうかは大きいということ。
私自身は事前準備ができなかったけれど、
いきなり「どうしよう?」「どうしちゃったの?私?」ではなくて、「思っていたより大変だ」となった方が、
きっと楽だっただろう、と今になって思います。

さらに、自分だけじゃない、大変な人はいっぱいいると思えば、少し楽になるようにも思います。
ただ、頑張っている人と比べて「なんで私はできないんだろう」とか「だから私はダメなんだ」と思いがちなので、そこは気をつけなくてはいけません。

その上で、じっとしていてもいい時期、と捉えられて環境が許すのであれば、
親や家族、仕事などあまり頑張らずにじっとしている、
そうもいかないなら、こっそりできるだけ手を抜く、
敢えて意識せず今まで通りのペースを淡々と守る、
自分とゆっくりおしゃべりする(自分を褒めてあげる)、 などなど。

私自身もまだまだ現在進行中ではあるのですが、それでも有効のように感じています。

 

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