大学で栄養学を専攻し、卒業後、料理番組の企画制作担当として中堅総合広告代理店に入社。料理番組から「食」関連の広告企画担当を経て、多種多様の業界の広告・PR・販促活動に、プロデューサーの立場で携わる。
※関わった業界
食、家庭雑貨、外食産業、地域活性化、ファッション、住宅建材、化粧品、健康食品、通信、金融等
勤続25年を経て、2007年退社、2008年に個人事務所 travessia(トラベシア)を開業。
長年の広告業界経験を生かし、企業や個人のいいところを引き出す「ヒキダシスト」として活動を開始。
企業、団体、個人事業主のコミュニケーション活動(広報、PR、販促他)やブランディングにまつわるコーディネート、アドバイス、コンサルティングを行う。
かねてから人の顔つきに強い関心があったことに加えて、家族の病気・看送りから「死」と向き合う経験を経て遺影に興味を抱き、生きざまが表れる顔-その究極が遺影だと考えたとがきっかけで、遺影についてのブログを書き始める。
ブログを通じて葬儀や相続、供養関係の専門家や、宗教者に出会ってエンディングノートを知り、終活の学びを深める。
2013年、葬儀や相続の専門家ではない一般目線で書いた著書「失敗しないエンディングノートの書き方」をきっかけに、終活講座講師としての活動を開始。
顔には生き様が滲み出るので、世代を問わず自分らしい「いい顔」を大事にしようと呼びかけ、そういう遺影を用意することは、遺される家族への思いやりでもあると提唱する。
終活を身近に感じにくい層や若い世代を対象に、2015年から2年半、会員制の継続講座「40代・50代から始めるエンディングノート講座」を開催していた経験から、現在は地域で気軽に終活を語り合う「終活カフェ」などのコミュニティ運営も複数手がけている。
人生を考えること、今をどう生きるかを考えることが終活。
エンディングノートは生き方を考えるために絶好なツールで、「いい顔」になるためにも有効なツールだと考え、世代を問わず、エンディングノートを開くこと、考えてみることを勧めている。
死に方を考えると思われがちな「終活」と区別するために、今をどう生きるかを考える「終活」を、敢えて「新終活」と呼ぶ。
同時に、生き方についてより深く考えるために「キャリア」の学びを始め、キャリアコンサルタントの国家資格を保有するキャリアカウンセラー(JCDA認定)でもある。
現在は、高齢者向け商品・サービスを提供する企業団体のコンサルティングやマーケティング支援を行うとともに、終活・エンディングノートに関するコンテンツ提供や終活講座講師などを行う傍ら、個人相談にも応じている。
葬儀社、相続手続きや相続税申告、墓石霊園販売等の事業を自身では行っていない独立系の終活カウンセラー。立場がフラット、ニュートラルなので、企業色を好まない団体や自治体からの講座依頼や相談が多い。
上記とは別に、以下のような個人活動も行っている。
・Club Zakky 2012年開始(継続中)
「自分らしい」生き方・働き方に注目し、40歳以上を対象にした少人数の勉強会クラブを発足。
・定年女子トーク実行委員会 2016年開始(継続中)
定年女子(定年を意識している40 代後半~ 50 代60 代の働き続けてきた女性)がこれからの人生をより楽しくおもしろくするために、定年女子同士で情報交換したり、将来を一緒に考えたり、学びあったりするための場としてのコミュニティを2016年に起ち上げ、運営。
保有資格等
終活カウンセラー(一般社団法人終活カウンセラー協会)
供養コンシェルジュ(一般社団法人起用コンシェルジュ協会)
国家資格 キャリアコンサルタント(JCDA 特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会 認定)
セカンドライフアドバイザー(特定非営利活動法人 アクティブ・シニア・クラブ)
栄養士
著書
「失敗しないエンディングノートの書き方」(法研)
「そろそろこれからを考えよう 定年女子ライフ計画」(Kindle)