今日は大学の母校にて、出身研究室の研究発表・新年会があり、出席してきました。

今日のコラムタイトル

大事なことは勇気を持ってやらねばならない

は、そのときの恩師のご挨拶で語られた言葉。

母校に行くなんて滅多にないことなのですが、
3年前から30年ぶりくらいに年に1回程度行くようになりました。

あまり知られていないことですが、私の出身は栄養学。
卒研の研究室は、栄養を学ぶ栄養学ではなく、栄養学をふまえて「食べる」「食事を作る」行動までを包括的に考えていこうという食生態学でした。

当時は異端児的な研究室だと思われていたらしいのですが、
その後「食育」という言葉をこの世に出したきっかけになっただけでなく、
孤(個)食(=一人で食べる)ことに日本で初めて注目した研究室でもありました。

卒業して30年以上経つのに、学生時代にお世話になった助手、講師はもちろんのこと、
教授まで今も変わらず現役で活動中。
ちなみにその教授は、私の母と同じ年齢です。
オバケみたいに皆さん元気・・・(苦笑)

この会はその先生が定年退職(企業の定年退職と年齢が違います)した年に始まり、
毎年この時期に卒業生からの研究発表と新年会がセットされており、
今年で11回目。


今年の研究発表は、
子ども食堂、高齢者の買い物弱者、子どもの栄養健康と社会的経済要因の関連等々。
今の私は「食」分野から随分遠くなったけど、それでも興味深いテーマばかりが並びました。

正直なところ、食関係の仕事をしていない私にとって、この研究会はかなり敷居が高いものでした。
学生時代は泊まり込みもしばしば。
お盆もお正月もないくらい厳しく鍛える研究室でした。
卒業生はあちこちの自治体、行政、企業、大学の第一線で活躍しています。
その現場の話を研究室の先生たちと共有し、課題をディスカッションしたりもするので、
チャラチャラと阿蘇bタイ私にとってはどうしても腰が引けて、
卒業して数年経つうちに出席しなくなりました。
そのうち、私の連絡先自体が不明になったそうで、案内すら来なくなっていたのです。

ところが、3年前に私が終活と遺影についてお話をする場があり、
この研究室出身の人がその場にいらしたことがきっかけで、
研究会の案内をもらうことになり、なかば義理で行ったのが去年。
それは、30年ぶりくらいのことでした。

たしかにみんな立派。
私は少し遠いところで仕事をしている。

でも時を経て、素直な気持ちで話を聞けるようになった自分がいました。
食から離れた私でしたが、それでも研究発表はとても興味深いことばかりだったのです。
しかも学べることがたくさんあったので、今年も参加しました。

「世界中の人が人間らしい食ができるように」~それが食生態の基本

そのために私たちに何ができるだろうか?

理論と実践を大事にしてきた私たちだからこそ。

先生方や卒業生が語るそんな食生態マインドに触れ、
研究発表を聞いていくなかで、
今年も、その内容は今の私の軸と繋がっていることを再認識する時間になりました。

 

いつも言っていることですが、人生は生まれてから死ぬまで
生まれてから今までのいろいろなことが全部全部積みあがっていく。
それが血となり、肉となって、今の自分を作っているのだと改めて思うのです。
そして今の私が、これからの私を作っていく・・・。

私が今取り組んでいることも、
「食べる」をきっかけづくりにする方法があることに気づかされました。
コミュニケーション手段として、居場所づくりとして、相談環境として。
もっともっといろいろな働きかけができるかも?!

このコラムタイトル、
大事なことは勇気を持ってやらねばならない」という恩師の言葉には、
改めて背筋が伸びる思いです。

 

 

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