今の平均寿命は、男が81歳、女が87歳。
私が生まれた頃に比べると、約25年も伸びました。
長寿と言うのは喜ばしいことだけれど、その伸びた時間をどう過ごすか?~これは大きな課題です。

ここまで寿命が延びた今、私たちに与えられている、”定年後の自由な時間”は、
平均で言えば”定年前の働いている時間”とあまり変わらないという記事をよく見かけます。

”定年後の自由な時間” = ”定年前の働いている時間”

ここで言う”定年前の働いている時間”とは、
22歳から60歳までに毎日10時間拘束されるとして、年間で250日働くとして計算すると、95,000時間。
一方で、”定年前の働いている時間”とは、24時間から睡眠時間を引いて、仮に16時間とすると、
それは、70歳までだったら58,400時間、80歳までだったら116,800時間、90歳までだったら175,200時間。
定年は伸びつつあることを考えると、

こうして計算してみると、人生100年時代の今、同じどころか…!
もちろん、人生がどこまで続くかによってそのバランスは人それぞれではありますし、
果たしてずっと元気でいるかどうかもわかりません。
中には残業続きだったせいで、あまりピンとこない人もいるかもしれません。

とは言っても、そんなにも”定年後の自由な時間”がたっぷりあるのか!と驚きませんか?
そのたっぷりの時間をいったいどう過ごすのか?~それを考えずにはいられなくはないでしょうか。

定年後の老後の自由時間は10万時間といわれています。
定年のタイミングも企業によって、個人によって変わりつつあります。

少し前、”定年後”は余生と言われました。
”悠々自適”が理想と言われ、うらやましがられていたのは、ついこの前のこと。
今、”定年後”を余生と言うには、それはあまりに長い時間です。

できることなら、自分が心地よい時間にしたいものですね。
ストレスをできるだけ減らして、ワクワクと、できれば楽しく。
たとえば”定年前”に培った何かを活かした時間に、
たとえば”定年前”とは全く違う世界で新しいことを始める時間に、
したいものだとは思いませんか。

60歳になってから考えるのでは遅すぎると唱える人が出てくることにもうなづけます。
けれど40代のときには悠々自適に憧れて生きてきた私たち世代は、今になって人生100年時代と言われ、今頃考えるのは遅すぎると言われても、困ってしまうのも事実。

しかし、人生100年時代。
これからの人生のから見れば、今が一番若い時期。今、ぼーっと生きているわけにはいかないのです。
余生ではなくて、どう生きていくかを、考えていきましょう。

 

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